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開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
経口の抗癌剤であるTS1にて化学療法が開始された。大きな 副作用もなく引き続き外来で治療を継続する方向となった。 「手術も無事に終わりました。これで充分治癒が望めます。 よく頑張りましたね。」こう言うことができるのであれば どんなに気が楽だろう。しかしそんな事ができるわけがない。 現実をご家族にお話しなくてはならない。退院の数日前に 私は彼に内緒で奥さんを含めて、ご親戚の方も集めてお話し する場をもうけた。「状態としてはかなり病気は進んで おり、できる限りの治療を行うつもりではあるが再発は必至 だろうと考えています。いずれにしても厳しい状況である のは間違いないです。」奥さんは言った。「そうですか..。 率直なところどれ位持ちますか?」少し黙った後私は答えた。 「多分数ヶ月でしょう。年単位は難しいと考えます。しかし ながらうまく薬が効いてくれる可能性もあります。できる かぎりのことはさせていただくつもりです。ご家族の方は あまり状況は楽観視できないのだということをご理解して ください。」
退院後、彼の病状は幸いにも安定していた。手術して4ヶ月 定期の外来に彼は訪れた。TS1の治療は4クール目に入ろうと していた。「まあ手術前に比べると体力は7割くらいかな。でも 仕事も復帰できたしまずまずではないかと思ってます。」「そ うですか。特に変わったことはないですか。」「大丈夫そうで す。食事も食べられますし、排便も調子いいです。」「それは よかった。」「二人目がもうすぐ生まれますしなにかと入用で すからがんばらないと。」「そうですね、今何ヶ月ですか?」 「8ヶ月に入りました。」「そうですか。でもくれぐれも無理 の無い様に。」「分かってます。大丈夫ですよ。」手術して ある程度時間が経ち、仕事にも復帰できた。幸いにも薬の副 作用もなく彼も希望を持てるようになった様だった。 しかし現実はあくまでも冷酷である。この日の採血の結果で 術後正常化していた腫瘍マーカーの値が再度上昇してきている ことが確認された。それは病魔が再び彼の体の中で暴れ始めよう としていることを示していた。 (次回に続く)
【2005/03/03 22:49】
不条理な結末 |
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