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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
ご家族をお呼びし説明する。「状態としては少しずつですが 回復の兆候にあります。ただまだ心機能と呼吸機能が充分回復 していないために人工呼吸器管理がもう少し必要になると 思われます。」家族の窓口となっていたご長男は言った。「見 た目は機械につながれてあまり変わっていないように思えま すが少しずつは良くなってきているのですね。」術後一週間、 重篤な状況が続いているのに付き添って家族も疲れの色が見 えてきていた。家族としても少しでも回復の兆しがみえるな らよいが、人工呼吸器と透析器にずっとつながれている現状 では痛々しい状態から殆ど改善が見られないように思えるの も当然である。一応回復傾向にあるというのを聞かされて少 しほっとしたようだった。「ただ今口からいれている空気を 送りこむ管は1週間が限度なのです。今の呼吸状態であると のどのところに穴をあけチューブを直接肺に空気を送り込む 気管に入れる気管切開という処置が必要です。」「のどに穴 を..ですか...。」「そうです。その方が見た目もすっきり しますし、本人も口から管が入っているよりは楽になります。 口腔内の衛生も保たれます。ただ気管切開すると呼吸した 空気はのどのところから換気されますので話すことはでき なくなります。」「でも必要な処置なんですよね..。」「 その通りです。」その日家族の承諾を得て彼の気管切開が 行われた。
その後、次第に目に見える回復の兆候が現れてきた。腎機能 が回復し尿量もでてきたため透析装置がはずされた。意識も しっかりして呼吸機能も少しずつ改善し、自発呼吸もでてきた。 一連の炎症で肺の繊維化が単純レントゲンでもはっきりして おり、酸素を気管切開部から流さなければ充分な血液酸素分圧 を保つことへ出来なかったが人工呼吸器からも離脱した。話す ことは出来ないものの、文字盤を使って意思の疎通もできるよ うになり、食事も摂取できるようになってきた。言葉こそ話せ ないものの彼は私の手をにぎって感謝の意を示してくれた。 3週間にわたる必死の治療とご家族の祈りが実を結んだよう に思われた。しかしながら現実はあくまでも非情だった。 我々と家族、そして本人の思いとうらはらに突然に転機が 訪れることになる。 (次回につづく)
【2005/04/02 21:47】
雨上がりの虹 |
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