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開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
今日は緊急で呼び出しがあって11時過ぎに帰ってきたので 更新が間に合うか微妙ですが...。
手術の日の朝、私は彼の病室を訪れた。「○○さん。お早う ございます。昨日は寝れましたか?」彼は言った。「いまさら じたばたしても始まらないよ。それに手術の時はこっちは寝 てるだけさ。とりあえず先生に頑張ってもらわないとならな いしね。」「わかりました。それでは宜しくお願いします。」 「こちらこそ。」彼も私も希望をもって手術に望んだのだが..。 開腹して前回の手術によってできた癒着(お腹の手術を行う と大なり小なり癒着が発生する。傷のひきつれのようなもので 腸と腸がくっついたり、お腹の壁と腸がくっついたりする。) を丁寧にはがしていく。腹壁に癒着した小腸や大腸を丁寧に はがして肝臓周囲の視野を確保する。肝臓の被膜と横隔膜には ところどころザラザラした粉を無数に撒いたような病変が認め られた。「P(腹膜転移)だ....。」それは予想していた最悪 の状況であった。腹膜転移は癌は腹腔内にばら撒かれてそれが 育ってきている所見である。当然肝臓の腫瘍をとっても癌自体 は体に残ってしまう。予定どおり肝切除しても医学的な意味は 薄いことがはっきりした。私は助手に立ってくれた上司に 言った。「このまま閉腹しましょう。」「そうだなそれが 一番いいだろう。」そのまま閉腹し手術を終了した。 ご家族をお呼びする。「誠に申し上げにくいのですが...。 お腹を開いたところ癌が肝臓のみならず周囲の腹膜に転移し ていました。肝臓を切ってその部分の腫瘍を切除できても 癌がそのまま残ってしまうので医学的な手術の意味はないと 判断しました。状況を確認しお腹を閉じてきています。」 少し間をおいて奥様が言った。「それはどういうことで しょうか?」私はいった。「すでに手術ができる状態では なかったということです。体力の回復を待ってあとは抗癌剤 の治療に期待するしかないと思われます。」奥様は言った。 「いままで抗癌剤を使って病気が進んできているんですよね。 それで本当に大丈夫なのですか?」 (次回につづく)
【2005/05/14 23:59】
花菖蒲 |
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