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開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
私は彼のところに行き話しかけた。「○○さん。奥様から お話をおききしました。6月の末に岩手にいきたいそうで。」 「できればね...。多分、どう転んでも俺は今年が最後だ と思うんでね。故郷の親戚にも会えるのなら逢いたいし..。 だがこの状態じゃ無理だよね。」「状態が今の状態で安定し ていれば点滴も携帯用の持続ポンプがありますし、点滴の中 に入れている痛み止めも貼布剤に替えて、痛みが強くなった ときは坐薬を追加することでなんとかなるかもしれません。 ですが距離が距離ですから移動中に何かあった場合のことを 考えると絶対大丈夫だとはいえないかもしれません。」 「なあ先生、どうせこのまま病院にいたって弱っていくだけ なんだろう。もう俺は死んだも同然さ、だったら一か八か 行かせてくれないかね。途中で死んじまったって俺は構わ ないんだ。うまいこと一度故郷をおがめれば儲けものだと思 うんだよ。」彼の思いの強さは分かった。だが往復の際に なにかあったらどうするのか。万が一の事があったとき どうするのか。その責任を誰が負えるというのだろう。そう そう簡単に許可できる事ではなかった。私は答えた。「○○ さん。お気持ちはわかりました。ですが今の状態ですぐいい ですとは言えません。少し考えさせて下さい。」 私は奥さんを別の部屋に呼びお話した。「○○さんの お気持ちは解りました。ですが正直申し上げて6月20日まで に急変する可能性もあります。また今のままで状態が落ち着 いていたとして平泉への往復の間になにか起こった場合の ことを考えるとすぐ許可できるとは思えませんが....。」 奥さんは静かに言った。「もし先生が岩手への行程で何か あった時の責任をどうするのかということだけを問題にされ ているのならばその責任は私が負いますので...。」「奥さ ん..。」「主人はどうせ死ぬのなら、死んでもいいから行き たいと言っているんです。確かに6月下旬までもつかもわから ないでしょうし、今より状態が悪くなっているかもしれま せん。行ける可能性自体が低いかもしれませんけど....。 行かせてあげる準備は進めてあげていいのではないですか?」 「奥さん。それは正論だと思います。私だって行かせて あげられるものなら行かせてあげたいですよ。でも移動距離と 時間を考えるとかなり危険だと...。とりあえず息子さん達 とも充分話し合っていただけませんか?またお話する時間を 取らせていただきますので。」「先生、主人は危険は承知し ていると言っているんですよ...。」「解りました。でも行く にしても奥さんだけでは無理でしょう。息子さん、娘さん達 にも来て貰って改めてお話しましょう。」私は奥さんをなだ めてとりあえずこの場は引き下がってもらった。 (次回へつづく)
【2005/05/21 21:29】
花菖蒲 |
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