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ここに記載されたエピソードは著者の体験をもとに構成したフィクションです。 このページはリンクフリーです。気に入ったら適当にリンクを貼っていただいて結構です。

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百合の花(15)
 彼が転勤となって半年ほどが経過した。多忙な日常業務に追われ
彼のことも忘れかけていたころに病院の医局に手紙が届いた。名前
に見覚えはあったが一瞬、誰だかを思い出すことができなかった。
 封筒を開いて手紙を開いて文面を読み進んで彼のことを思い出
した。転勤した大阪で紹介状をもって行った病院でも同様の化学
療法が継続され無事に2年間終了したこと、今のところ幸いにも
再発所見もなく腫瘍マーカーも正常に推移していることが綴られ
ていた。病状についての現状の状況についての後に続いてこう記さ
れていた。「いろいろありましたが、2年間無事に経過しました。
これを機に彼女と再度、婚約することになりましたので報告します。
 化学療法が終わるころ彼女の方から大阪に連絡があり、後日
逢って色々、話をしました。2年間離れていても、彼女の気持ちは変わ
らなかったということで私としては嬉しかったのですが、いずれに
してもすぐには決断がくだせませんでした。彼女は私に改めて交際
を再開する意思があるのなら自分の誕生日に百合の花を送って欲しい
と告げました。だめならそれで割り切れると。彼女の誕生日まで
1ヶ月ありました。私なりに1ヶ月悩んでこのような決断になりました。
 彼女のご両親の反対もありましたが、なんとか承諾を得ました。
先生にも色々ご心配をかけたことと思いますのでお手紙でご報告
いたします。今後も3年は慎重に経過をみていかなければなりませ
んがこのままうまくいってくれると信じて頑張っていきたいと思い
ます。無事5年経過したら、改めて彼女の好きな百合の花を贈る
つもりです。もし東京にまた戻る機会があれば先生のところにまた
厄介になるかもしれません。手術と術後、ご厄介になったことを
改めて感謝いたします.......。」
 無事に2年の化学療法を乗りきったのが解って私はホッとした。
 今後も色々大変であろう。だが彼らならうまく乗り切っていける
だろうと私は思った。結局、私も病院を転勤となり、その後の彼ら
の動向はわからなくなってしまったが、彼は彼女に百合の花を送る
ことができたであろうと考えているし、きっと今も元気にやっている
ことであろうと思っている。

(百合の花 終わり)

 無事に帰ってきました。長期にお休みさせていただいて、大分精神
的には楽になりました。でも休みの後というのは仕事がたまっている
もので結局帰りは遅くなってしまい、とりあえず12時前に文章途中で
更新して、訂正という形で12時超えて文章を完成させました。
 12時前後で見た方は訳がわからない文章になっていてびっくりした
のではないでしょうか?あと50000Hitどうも有難うございました。
 引き続き頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
 休み中にいただいたコメントや掲示板の投稿有難うございました。
 今日はもう遅いのでレスは明日つけさせてください。
 それでは引き続き宜しくお願いいたします。
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