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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
【2008/08/20 12:01】
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彼女が外科病棟に移ってから、全身麻酔のための検査一式を 施行し手術の予定をたてた。手術の前に病状と手術の説明を 行うため私はご家族をお呼びしてお話することにした。CTで 見るかぎりは肝臓に多発の転移巣が認められ、腫瘍の周囲にも リンパ節の転移が多数ありそうであった。手術をしたとしても その後の経過はかなり厳しいことははっきりしていた。そのこと もお話しなくてはならない。悪い情報を話さなくてはならないの は気が重いものだ。話す日には夫と息子さんがやってきた。転科 前にT医師から大体の病状はきいているはずであったが旦那さん は不安そうな表情であった。私は病状について本人も交えて話は じめた。「どうも今日はご足労いただいて申し訳ありません。奥様 の病状についてご説明させていただきたいと思います。今回は重 度の貧血で奥様が倒れられたということで入院となっているわけ ですが、その貧血の原因を調べさせていただいたところ大腸の うちS状結腸と呼ばれる場所にこのような腫瘍が認められました。」 私は一同に大腸内視鏡の写真をみせながら話をつづけた。 「この腫瘍から組織を取って調べた結果、悪性の細胞が認められ ています。」彼女の夫は言った。「悪性といいますと…….。つまり 癌ということでしょうか。」私は答えた。「つまりそういうこと です。いわゆる大腸癌ということになります。問題は病気がここに 留まっていればよいのですが、腫瘍のある部分の周囲のリンパ節 が腫れていてどうやらリンパ節転移はありそうです。また肝臓に 転移しているのです。ある程度、数が少なければ切除の対象に なりますが奥様の場合は肝臓は大きく右と左に分かれるのですが 肝臓の右と左の両方にまたがって腫瘍が多発しているのです。」 私は彼女のCT写真をシャーカステンに表示し、転移の場所を 指し示した。彼女はうなるように呟いた。「こんなにたくさん……。」 「残念ながら今の状況でこれらの腫瘍をすべて取りきるという のは不可能なんです。つまり完全に手術で治すということはでき ません。しかしながらそのまま放置するとS状結腸の癌からは また出血してきて再び貧血になってしまうでしょうし、腫瘍が大きく なればそこが詰まって糞詰まりの状態になってしまいます。まず S状結腸の癌はとってこなくてはならないだろうと考えています。」 私は説明をつづけた。
(次回につづく)
【2005/12/04 23:37】
雪中花 |
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