Hit数5000超えました。皆様に感謝の気持ちをこめて記念にフラッシュ作成してみました。
→
こちら
Hit数10000超えました。皆様に感謝の気持ちをこめて記念にフラッシュ作成してみました。
→
こちら
開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
→
こちら
誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
医者板の過去ログ→
こちら
ニュース速報+板の過去ログ→→
こちら
この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
【2008/08/20 12:04】
|
トラックバック(-) |
コメント(-) |
 |
彼女の手術の日が訪れた。朝、彼女の病室に向かうと 彼女の夫と長男が来ていた。私は彼女の病室に入ると彼女 に声をかけた。「お早うございます。昨日はよく眠れました か?」彼女は言った。「ええ、大丈夫ですよ。変わったこと はありません。」私は彼女を診察してから言った。「それでは 今日はよろしくお願いします。手術は眠っている間に終わり ますから….。」「ええ、よろしくお願いします。」彼女の夫と 息子も言った。「先生、よろしくお願いします。」「わかりま した。できるだけの事はいたしますので….。」私は頭を下げ ると病室を後にした。
彼女の手術が始まった。開腹してお腹の中の状態を確認 する。S状結腸の癌はしっかりと確認できた。肝の転移も 予想通りで両方にまたがり存在していた。私は骨盤内に 手をいれたときに後腹膜、ダグラス窩(直腸と子宮の間 の空間で臥位でも立位でも一番低い位置となる場所)に ざらざらとしたものを触れた。「腹膜播種だ…..。」癌細胞 がお腹の中に撒き散らされた状態である。小腸の腸間膜 の間も検索すると細かい播種が散在していた。私の手が 少し止まった。彼女の夫の不安そうな表情が思い出され た。「ともかく今後大腸イレウスを起こす可能性もある。 S状結腸の癌だけはとっておこう。肝臓への動注ポート の留置は中止だ。」 私はそう宣言すると大腸の切除にかかった。腸間膜の リンパ節の転移性の腫大も相当であった。分厚くなった 腸間膜を切離しながらこれはかなり予後はきびしいなと 私は考えていた。
(次回につづく)
【2005/12/11 22:08】
雪中花 |
トラックバック(0) |
コメント(0) |
 |