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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
【2008/08/20 12:08】
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ほどなく彼女の夫とご長男が病室に到着した。病室の 騒然とした状態に少々戸惑っているようであった。私は ご家族を病棟の面談室についてきてもらい、病状について お話することにした。「どうも夜分お呼びだてしてすいま せん。奥様の病態ですが、突然吐血しました。状況からは 胃か、十二指腸炎や潰瘍からの出血と考えられます。 黄疸もひどくなってきていますし肝臓の機能が低下して きているところで血液を固める血小板や凝固因子が減少 しているために出血しやすい状態になっていたところで 消化管出血を起こしたものと考えられます。一応、消化管 出血の可能性も考えて、強い胃薬は点滴から使わせていた のですけれど…….。上部消化管からの出血で出血性のショ ック状態になっています。もともと出血はしやすい状態 ですから血がとまらない可能性もあります。」夫は言った。 「それでは妻は…..。」「このままでは朝までもつかも微妙な ところですが……。この出血に対して輸血を行いますか? 輸血をすればこの場はなんとか乗り切れるかもしれません が…..。出血がつづけば時間稼ぎになるだけですし、黄疸は 溶血でよりひどくなる可能性があります…..。」「出血は 止められないのですか?」「内視鏡をして、出血源が狭い ものであれば….。出血している血管をつぶすだけでいいなら なんとか….。それでもかなり出血しやすい状態ですから かえって傷を広げてしまう可能性もあります。また胃や 十二指腸の壁全体からじわじわでてくるようなものであれ ば止められない可能性もあります。Yさん。やってほしいと いわれれば我々はやりますけど、奥様をいたずらに苦しめる だけの結果になる可能性も高いです。そこをよく考えてくだ さい。ここでうまく止血できたとしても、奥様の全身状態が 改善する可能性はあまり高いとはいえません。内視鏡をして いるうちに心肺停止状態になってもぜんぜんおかしくない状態 ですから……..。」長男は言った。「親父、どうする……。」 「どうもこうもないさ……。先生、とりあえず輸血はして もらったほうがいいのなら、して下さい。胃カメラはいいです。 あれだけ苦しそうなのに、もっと苦しい思いをさせるのは …….。もう充分ですから…….。」彼の声は呟くような小さな 声であった。私は言った。「わかりました。とりあえず 輸血で少ししのいでみましょう。」
(次回につづく)
【2006/02/13 22:08】
雪中花 |
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