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開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
彼が仕事を終えて帰り支度をしていると同僚が声をかけ てきた。「どうだ、篠崎、帰りに一杯やっていくか?」「悪い 今日は嫁さんと家で食事するって約束してあるから……。」 「そうか、嫁さんもおめでただしな。この幸せもんが。さそ って悪かったな。」「いやいいんだ。また機会あったら遠慮 なくさそってくれ。」「いいのか?」「ああ、それじゃまたな。」 彼は同僚にそういうと部屋をでてエレベータへと向かった。 会社を出て、地下鉄の駅に向かう途中で携帯の受診音が鳴 った。自宅からだった。詩織からか…..何だろう。彼は道路の 脇によって立ち止まると携帯電話の受信ボタンをおして電話 に出た。「もしもし、詩織か。どうかしたのか。今、会社を でて帰る途中だけど……。」「悟。あのね。どうしても急いで つたえなくちゃいけないことが出来て…..。」「どうかしたの か?」「実は….。今日、病院に行ったんだけど、診察で稽留 流産じゃないかって言われて……。」「稽留流産?」「ともかく おなかの赤ちゃんが死んでしまっているみたいなの…….。」 悟は彼女の言葉に一瞬言葉を失い、黙り込んだ。しばらく お互い無言のままだった。「あなた。ごめんなさい。怒らない でね。」詩織は涙声で言った。「詳しくは家に帰ってから話を するわ。」悟は混乱する頭の中で思った。自分もショックだっ たが、彼女のショックも大きかったに違いない。涙ながらに 話す彼女の声に悟は我にかえった。「ああ。わかった。それで、 お前は大丈夫か?」「正直あまり大丈夫じゃないみたい。どうし ていいかわからなくなってしまって。ともかく悟につたえなく ちゃって…….。仕事中だと悪いからって思って今電話したの。」 「わかった。ともかくこのまままっすぐ帰るから…….。」「わか ったわ。待ってるから…..。」彼女がそう答えるのを聞いて彼は 携帯電話を切った。突然のことでにわかには信じられなかった。 だが彼女の声は決して冗談などという雰囲気ではなかった。 独りで病院に行って、赤ちゃんが駄目かもしれないと言われ た妻のショックは相当なものに違いないことは悟にも想像が できた。ともかく早く帰ろう。そう考えて悟は駅への足取りを 早めた。
(次回につづく)
【2006/03/05 22:41】
春風 |
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