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開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
詩織が所定の検査を終え、中待合で待っていると呼び出し 音が鳴った。「篠崎さん。篠崎詩織さん。第2診察室にお入り 下さい。」 詩織はドアをノックし診察室に入った。関口医師 は少し以前より太ったが高校のときの面影は残っていた。 詩織が診察室に入ると関口は言った。「どうも。篠崎さん。 ええと旧姓は藤川でしたっけ。おひさしぶりです。」詩織は 知り合いの医師に診察されるのは少し抵抗はあったか、里美が 気をつかってわざわざ回してくれたこともあり軽く頭をさげて 返事をした。「お久しぶりです。関口君も立派になって。」「そん なことはないですけどね。ええと里帰り出産ということですね。 今回が初診と。今が丁度28週にはいるところですか。出産予定日 は3月4日になりますね。」「あの、関口君、でなくて先生。受付 の里美から聞いたんですけど、こちらの病院では里帰り出産は 受付られない場合があるってきいたんですけど。」「そうですか。 そうですね。この周囲の産婦人科もどんどん閉鎖してきてし まっていまして、しかもうちのS市の市民病院も昨年に産婦人科 を閉鎖してしまってこの病院に妊婦さんが押し寄せてきている んですよ。それで出産の予約も半年先まで埋まってまして…..。 まあその説明は後でしますけどまずは診察を…..。」関口の言葉に 詩織は少し不安を感じながら内診室に向かった。 診察とエコーを終え、詩織は診察室に戻って、関口と向かい あった。関口は説明を始めた。「篠崎さん。今診察させていただ いたところでは赤ちゃんは元気なようです。結構、切迫流産で 長く入院する事になってしまったようで大変でしたね。エコーで は胎盤はやや前置胎盤気味になっていますね。切迫流産という こともありますしやや出産にリスクを伴いますのでご実家から 遠隔での移動はちょっと大変でしょう。特に異常なくリスクの 低い方ならこの週ではもう市外の病院をご紹介するのですが 篠崎さんの場合はここで受けさせていただいた方がよいでし ょう。引き続きここで見させていただきます。状況によって は予定の帝王切開になるかもしれません。」「そうですか。あり がとうございます。」「今後のフォローですけどどうしますか? 私は知り合いですし、私が担当だとやりづらければ他の医師に 事情をお話して担当医になってもらいますが…..。」詩織は少し 考えて言った。「いいの?関口君?」「いいんですよ。こっちも 高校の同級生は少しやりづらいんだ…..。」「じゃあ、悪いけど。」 「わかりました。それでは次回、富沢医師の外来を予約させて いただきますので……。」関口はそういって詩織を送りだした。
(次回につづく)
【2006/06/18 19:46】
春風 |
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