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開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
血圧は上がらず、脈拍は早くなる一方だった。胃チ ューブからは胃のなかで出血しているであろう血液が 次から次へとあふれ出してきていた。潰瘍でもできて いたのだろうか.....。到着したMAP(濃厚赤血球液) をポンピング(注射器を3方活栓につけて強制的に 急性輸液する。)しながら私は考えていた。内視鏡し てみるか、でもこの出血の状態では視野をとるのも 困難かもしれない...。止血できる状態であろうか? 最悪は緊急手術で止めにいくかだが、今の状況では 麻酔をかけただけでも心停止するおそれもあった。 プロタミンを使ったが手術で出血がとまらなくなる おそれはないか?内科的にねばるしかないのではない だろうか?それでも若い人であるから一か八かの手術 をするか......。そんなことを考えていると看護師が 私に声をかけた。「nakano先生、ご家族の方が見えま した。」「わかった。ポンピング代わってもらえる かな....。」「ええ、代わりますけど。」「よろしく たのんだよ。」私はそういうと悟の病室を出た。
詩織と敏子と司郎は集中治療室の待合室にいた。3人 とも押し黙っていた。ここ数日の出来事をにわかには 信じられなかった。つい3日前は元気にしていたのだ。 話もできていたし、事故後の手術の経過は順調にみえ ていたのに.....。いきなり肺梗塞になって、少し落ち 着いたと思ったら吐血したという。一体どうなってしま うのだろうか.....。やっぱり助からないのであろうか? 考えたくもない考えが否応なしに浮かんでくる。重たい 空気が流れる中、看護師が3人に声をかけた。「篠崎 さんのご家族の方ですか?」司郎が顔を上げると答え た。「ええ、そうですけど。」「篠崎悟さんの病状に ついて先生がご説明したいということです。こちらに いらしていただいてよろしいでしょうか?」「わかり ましたすぐ行きます。」司郎はそう答えた。
(次回につづく)
【2006/09/20 23:08】
春風 |
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