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開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
ICUにいき、昨日の手術の患者さんのところに向かった。 こちらの患者さんは状態落ち着いており、手術の創も 問題はなさそうだった。採血のデータも落ち着いており 私は看護師に今日の外科病棟への転棟を指示した。ほっ と一息ついたあと、悟のベットサイドにむかう。悟の重 症記の録温度板をみると血圧は90台を維持しており、昇 圧剤を使用しているものの小康状態ではあった。胃のチ ューブからの排液はそんなに多くはなく、今のところ胃 からの出血は落ち着いているようだった。腹部の手術創 もこれといった変化はなかった。尿量も維持されており 全体的には落ち着いている感じであった。しかしながら 呼吸状態や循環状態が目に見えて改善しているわけでは なかった。むしろ今回の出血によって、全身状態は出血 前よりも確実に落ちている印象があった。今日の採血の データも好ましいものはなかった。肝、胆道系の酵素が 軒並み上昇している。ビリルビンも上昇しており、それ を裏付けるように尿もビリルビン尿で黄疸による皮膚の 黄染もみとめられた。血圧の低下によるショック肝か. ...。あるいは大量の輸血にともなう肝障害か.....。また 血小板数が低下してきており10万を切ってきていた。DIC (汎血管内凝固症候群)も起こしているかもしれない. .....。DICが進行すると出血がとまりにくくなり再出血 を起こす可能性がある。私はエフオーワイ2000mg/日を 持続で開始することにして追加のオーダーを出した。 データは状態が一層悪くなったことをはっきり と裏付けていた。状態は決して楽観できるものではな く厳しいことにはかわりはなかったのである。「きび しいな......。」私は採血のデータをみながらつぶや いた。「なんとか持ち直して欲しいところだけど....。」 だが願いも虚しく悟の病状が持ち直すことはなかったの である。
(次回につづく)
【2006/10/04 23:16】
春風 |
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