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開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
ICUの看護師が私に話しかけた。「先生。篠崎さんなんで すけど.....。」私は問いかけに「ええ。」と答えた。看護師 は言った。「篠崎さん。状態としては回復の見込みは厳しい と考えた方がいいんですよね....。」看護師は少し気をつかい ながら言った。「まあ、なんとか頑張っていますけど、正直 なところそうでしょうね.....。」「今、PCPSも回している しなかなか大変ですけど、個室にそろそろ移した方がいいの ではないかって話がでているんですよ....。」看護師はつま りこういいたかったのだった。もう篠崎さんに助かる見込み はないと考えた方がいいのならICU病室ではなく個室で看取り の方向にすることを考えた方がいいのではないかということ であった。「ここではご家族も付き添うことができないで すし.....。なかなかかわいそうな状況になってきてますし ......。」看護師のいうことにも一理あった。たしかにICU の病室では家族の付き添いはできない。最低限の面会をする だけで、待つのは待合室になる。個室に入れば、家族が付 き添えるし、状況によっては泊り込むこともできる。見込 みがないのなら別れの時間をつくってあげるのも大切なこ とではあるのだ。だが話のもっていきようでは家族が医者 にさじを投げられたとも取られかれない可能性もあった。 「少し考えさせてもらえませんか?」私は言った。「若い 方だし....。まだ頑張ってあげたいところではあるの で.....。」看護師は言った。「わかりました。一応先生 考えておいてください。」私は静かにうなずいた。
詩織は毎朝、悟の見舞いにきていた。この病院は面談時間 帯に関してはそんなにうるさくなかったのでいつも朝に顔を 出すようにしていた。だが病院に通っているうちに8時半ごろ は看護師の申し送りの時間で見舞いにいくにはあまりいい時 間ではないことがなんとなくわかったので8時前後に顔を出す ようにしていた。今日も8時前に彼女はICU病棟に向かって いた。廊下を歩いていると彼女はnakanoに行き会った。「お はようございます。」彼女はnakanoに会釈した。「どうも おはようございます。」と彼は会釈をした。「あの、先生 忙しいところ申しわけないんですが.....。」nakanoは足を 止めて彼女の方を向いた。「あの。篠崎悟の家内なんです けど....。主人の状態はどうなんでしょうか?」nakanoは 少し困惑した顔をした。正直なところ状態はあまりよくな かった。それを話すのはもっと落ち着いたところでした方 がよかった。立ち話できる話でもないとnakanoは考えてい た。「正直なところあまりいい状態ではありません.....。 今日の採血のデータでは肝障害がすすんできています。 状態は非常に厳しいですが......。いずれにしてもまた 詳しい話をちかいうちにさせてください。また連絡いたし ますので.........。」「そうですか.....。」そういって 彼女は引き下がった。nakanoはまた軽く会釈してその場を 去っていった。やっぱり厳しいことにはかわりないのね. .....。彼女はそう考えて深い溜息をついた。
(次回につづく)
【2006/10/06 23:48】
春風 |
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