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開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
私は面談室に家族を呼び入れた。ご家族はみな無言で面談室に 入ってきた。ご家族がみな椅子についたところで私は話をはじめ た。「どうもお疲れ様です。」私が言うと詩織は言った。「いえ 先生もどうもお疲れ様です。」「病理解剖が終了しました。解剖 の結果ですが、最終的な死因は消化管出血でした。胃に潰瘍があ って、そこから出血したものと思われます。」「肺梗塞ではなか ったんですね。」「最終的な死因はそうですね。肺梗塞をおこし て急激に全身状態が悪くなっているところで、血栓を溶かす薬 をつかわなくてはならない状況で出血がはじまったのでしょう。 内視鏡で一旦止血しましたが、その後にDICになってしまい再出血 したと考えられます。」「それでは内視鏡をやっていれば良かっ たんでしょうか?」「いえ、多分内視鏡をやっている間に急変 してしまったと思いますし、DICで出血しやすくなっている状態 では内視鏡での止血は困難だったと思います。」「そうですか. .。」「抗潰瘍薬もしっかり使っていたんですが....。」「わかり ました。」「若い方ですしできることならなんとか助けたかった んですが.....。」「仕方ないでしょう。先生もできる限りのこと はして下さったとわかっていますから.....。」詩織は噛み締める ように言った。「本当にどうも有難うございました......。」面 談室にご家族の呻くような嗚咽があがっていた。「ご家族の方に 比べれば比ではないですが、私も非常に悔しい思いです......。」 私の言葉に詩織は言った。「先生も本当にお疲れ様でした.....。 夜中に緊急手術をしていただいて、ここ数日はほとんど病院に泊 り込みだったんですから......。仕方がないことだったんだと わかっていますから.......。」振り絞るようにそういう詩織の 頬には一筋の涙が流れていた。一礼をしてご家族を面談室から送 り出した直後に院内PHSが鳴った。「はいnakanoですが。」「先生 さきほど連絡した救急車が到着しています。救急外来にいらして ください......。」「わかりました。」私は電話を切ると少し潤 んだ眼をこすった後、面談室を出た。
(次回につづく)
ここのところ中断が続いて読者の方には申し訳ありません。 今日は午後少し早く帰ることができて久々に家族と時間を すごすことができました。最近は家を出るときも帰ってくる ときも子供たちが寝ていることがおおくてまともにコミュニ ケーションが取れていなかったのでちょっとほっとしました。 家族に見捨てられないように奥さんと子供を大切にしていか ないとと思います。この頃急に寒くなってきたので皆様も体 大切にしてください。
【2006/11/18 23:16】
春風 |
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