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開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
時間を追って強くなる陣痛に里美は耐え切れなくなってきて いた。時計は夜の11時を回っていた。痛みで冷や汗がでてくる。 「もういや....。家に帰りたい....。」里美は広川に訴えた。「そ んなこといわないで、赤ちゃんも頑張っているんだから.」広川 はそういって里美を励ました。
丸山は家で食事をすませて病院にもどってきた。11時15分くらい だった。病棟に電話をかける。広川が出た。「もしもし丸山だけど、 高橋さんどんなかんじですか?」「陣痛は定期的に2〜3分おきにきて いますけど、子宮口の開大は4cmくらいでそんなにすすんでいな い感じですね。胎児の心音は正常でCTGも問題なさそうです。」 「そうですか、わかりました。今病院にもどってきたところです。 当直室にいますのでなにかあったらすぐ連絡くださいね。」「わかり ました。」広川はそう言って電話を切った。
0時を回ったころ美里は頭の痛みを訴えた。「なんとなくこめかみ のあたりが痛い....。」発汗も著明であった。広川は丸山に電話を かけた。「もしもし、丸山ですが...。」「すいません。広川ですが、 高橋さん11時半ころにも少し嘔吐されています。発汗も著明で 少し脱水もあるかもしれません。」「そうですか、点滴を生理食塩水 に代えましょう。」「わかりました。」広川は指示をうけて点滴を 代えていた時だった。里美がまた嘔吐をした。「大丈夫?高橋さん。」 「広川さん。ちょっと吐き気がつよくて.....。」「わかったわ。な にか吐き気止めつかえるか先生に聞いてみるから....。」広川は 再度丸山に電話をかけた。「先生、なんどもすいません。高橋さん なんですけどやはり吐き気が強いようで先ほども嘔吐されていま す。なにか薬使わせてもらったほうがよさそうですが...。」「そう ですか。わかりました。点滴の側管からプリンペランを1アンプル 静注してください。」「わかりました。」広川はそう答えて電話を 切った。「高橋さん。吐き気止めつかってみましょう。これで少し 楽になるとおもうわ....。」広川は里美にそう言った。里美は目を つぶって黙って頷いた。陣痛と頭痛の痛みで詩織はどうにかなって しまいそうだった....。
午前0時14分、広川は里美の痛みに伴う唸り声がしなくなったの に気づいた。「高橋さん?大丈夫?」広川の呼びかけに里美は反応 しなかった。「高橋さん?」広川は少し慌てて丸山に電話をかけた。 「もしもし、丸山ですが.....。」「先生、すいません。高橋さんで すが今、呼びかけに反応しなくなりました。意識も今一つはっきり しません。すぐきていただけますか?」「わかりました。すぐいき ます。」丸山はそう答えてすぐ電話を切った。
(次回につづく)
【2006/12/01 23:46】
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