Hit数5000超えました。皆様に感謝の気持ちをこめて記念にフラッシュ作成してみました。
→
こちら
Hit数10000超えました。皆様に感謝の気持ちをこめて記念にフラッシュ作成してみました。
→
こちら
開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
→
こちら
誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
医者板の過去ログ→
こちら
ニュース速報+板の過去ログ→→
こちら
この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
時計は1時を過ぎていた。里美は陣痛の痛みのときに顔をしか めたり手足を動かしたりしていたが、広川の呼びかけにには 答えなかった。広川は疲れて眠っているのだと考えていた。 顔色もさっきとちがってよいし、血圧は上は140台くらいで 落ち着いているし、脈拍も落ち着いていた。CTGも大きな異常 はない。赤ちゃんも落ち着いているわ...。 広川はそんなことを考えながら看護記録の記載をしていた。
午前1時37分、里美は突然唸ったかと思うと全身がこわばり 痙攣しはじめた。「高橋さん。大丈夫?」広川は突然の事に 動揺して声をかけた。ともかく先生に連絡しなくては......。 広川は電話を取ると、当直室の丸山に電話をかけた。「もし もし....。丸山ですが....。」「丸山先生、すいません。高橋 さんですけど突然痙攣が始まって.....。すぐ来ていただけま すか?」「わかった、すぐいくよ。」丸山はそう答えると電話を 切った。
丸山は息を切らして陣痛室に駆けつけた。里美のそばに向か う。強直性の痙攣から丸山は子癇発作と考えた。「広川さん。 マグネゾール1A 点滴の側管から注入して.....。」「わかりま した。」広川が指示をうけて点滴からマグネゾールを注射した。 まもなく里美の痙攣は止まった。丸山はマグネゾールの 持続静注の指示を出す。子癇発作。主に妊娠末期に起こる 痙攣発作やDICを併発する重篤な合併症である。そのままでは 母子とも命を失う可能性があり、胎児仮死となる可能性が高い。 妊娠、分娩状態の即座の中止が根本治療である。子供の救命 のためNICUがある施設で即座に帝王切開しなくてはならない。 川淀病院にはNICUの施設はなかった。丸山はNICUがあり、すぐ に帝王切開ができる施設への転送が必要だと判断した。転送で きるまで母体の状態を保たなくてはならない。 「血圧200/100mmHgです。」広川が丸山に伝える。「広川さん。 子癇発作だと思う。胎児仮死となる可能性が高いんだ。NICUの あるところに転送しないと母体も子供も助けられない。 これからご家族にお話して転送先をさがすから。竹内先生 を呼んで患者さんをみていてもらおう。」丸山は竹内に電話を する。「もしもし、竹内ですが....。」「竹内先生申し訳ない。 さっきの患者さんなんだけど痙攣発作をおこしたんだ。多分 子癇発作なんだと思う。転送が必要なんだ。これからご家族 にお話して転送先をさがさなくちゃならない。申し訳ないんだ けど患者さんをみて欲しいんだ.....。」「わかりました。すぐ いきます。」竹内はそう答えた。
(次回につづく)
【2006/12/07 22:25】
誤報 |
トラックバック(0) |
コメント(0) |
 |