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開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
N県内に母体のためのICU(集中治療室)と新生児のためのNICU(新 生児集中治療室)を備えているのはN県立医大と県立奈良山病院、 天理市よろず病院、近畿市医大ほどしかない。後者2病院は改築工 事などで救急受けいれできないことが公示されていた。丸山は県 内の施設への転送が絶望的であることになかば愕然としていた。 N県内に里美を搬送できる施設はない....。だがこの小さな町病院 に里美をとどめておくことのはできない事ははっきりしていた。 痙攣発作を起こしている妊婦に帝王切開のために全身麻酔をかけ るとなれば、麻酔管理のために麻酔医が必要である。通常の帝王 切開であれば腰椎麻酔であるから丸山一人でもなんとかできるが 痙攣発作を起こしている妊婦の帝王切開となれば突然、呼吸状態 も悪くなる可能性もあり、全身麻酔で行わなくてはならない。 麻酔科の常勤医のいない川淀病院ではどうしようもないこと ははっきりしていた。となりのO府の病院を片っ端からさがさなく てはならない.....。丸山はO府内のめぼしい医療機関のの連絡先 を確認しながら電話をかけ続けた.....。
大輔は不安な表情で里美の様子を見ていた。本来であれば妻 の出産を心待ちにしているはずだった。ところが今は里美も お腹の子供も危険な状態で、しかもこの病院では対応できないた め転送が必要だという。時計は3時を回っており里美が痙攣を起 こしてから1時間半が経とうとしていた。どうやら転送先はまだ 見つからないらしい。全くなんということなのだ.....。大輔は 今の状況が信じられないままに呆然としていた。大輔の父親の 英雄は助産師の広川に「まだ転送先はきまらないのか。」と詰 め寄った。広川は「今、先生と師長が電話で探していますので .....。」と答える他に仕方がなかった。
(次回につづく)
明日は当直のためブログはお休みします。
【2006/12/17 12:10】
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