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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
飯島はつづけた。「先ほどもお話したように、今回の手術は これ以上脳圧が上がることを防ぐために行った処置ですから.. ....。基本的には脳出血で障害された脳の細胞は回復すること はないといわれています。ですから、もとどおりに元気になる という可能性は非常に低いと思います......。」いや、まず ほとんどないだろう.......。子供が取り上げられるまで生きて いられた事が子供にとっては幸運だった......。それがこの患者 さんの母親としての強い意志によるものだったのかもしれない ......。子供だけは助けたいという本能にも似た.......。それ こそ、そのまま即死でもおかしくない脳出血だったのだから... ....。飯島は話しながらそう考えていた。だがそれを家族がうけ いれるのはまだ時間がかかるだろう........。「結局、手遅れと いうことですか?」大輔は少し涙声で飯島に言った。「手遅れと いうか......,起こった脳出血が非常に大きいもので、いたしか たない状況であったと思うんですよ......。ともかく今できる 処置に関してはやれるだけのことはやっていますし、今は治療 に反応してくれるか経過をみていくほかはないと思うんです。 ですが......。」飯島は少し言葉を濁した。「ですが、なんで すか?」大輔は飯島に聞いた。「術前にもお話させていただき ましたが、たとえ、命が助かったとしてももともとの元気な高 橋さんにもどることはないと考えていただいた方がいいと思い ます。助かったとしても寝たきり、植物状態になってしまう可 能性が高いです。」正直なところ助かる可能性もそんなに高く はないだろうと飯島は考えていたが、それはあえて言わなかっ た。人工呼吸器がはずれることは多分ないだろう。脳幹部がやら れているとかんがえれば心臓が停止するのも時間の問題であっ た。だが、今のところは血圧などは安定している。ご家族が患 者さんの死を納得するだけの時間はきっととれるだろう。今あえ て助からないだろうということを強調しても今、理解しろとい うのは酷な話なのだから.....。人工呼吸器につながれ反応しな い患者さんをみていればご家族もいずれ納得するだろう。助か らないということはそれが誰の眼にも明らかになったときでいい ではないか.......。飯島はそう思っていた。「ともかく、やれ ることはやらせていただいていますので........。」英雄は言 った。「わかりました。よろしくお願いします。」
(次回につづく)
【2007/01/21 22:37】
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