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開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。
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誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。
(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
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この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
丸山も交えての話し合いの前に家族の話を事前に聞いておく ための場をもつために山本は日時を設定し、家族を病院の会議 室の一室にきてもらっていた。話し合いの場には大輔と英雄、 龍雄と敏江が来ていた。「今日はお忙しいところきていただい てすいません。ご家族が高橋里美さんの当院での対応について ご不満な点があって、担当させていただいていた当院の産婦人 科の丸山医師との話し合いの場をもちたいということでご連絡 をいただきました。直接の話し合いの前にご家族のお話を聞か せていただきたいと思います。率直なところでのご家族のご意 見を聞かせていただければありがたいのですが.......。」山本 の言葉に大輔は言った。「まずは一番の疑問点は丸山先生は子癇 発作と言っていましたが、結局脳出血だったというのが一番 納得できていません。どうして死に至るような脳出血がわから なかったのですか?それから、私はずっとつきそっていたので すがあの日の夜中の0時ごろに里美は意識をなくしたんです。 そのときは丸山先生は陣痛に伴う痛みで失神したんだろうと いって、様子をみていたんです。その1時間後に里美は痙攣を おこしてあれよあれよという間に状態が悪くなった。ばたばた と転院先を探し始めたのはそれからです.....。きちっと診断 をつけてもらえればそんなに悪くならなかったんではないかと 思うんです。」英雄が大輔の言葉に続いて言った。「我々とし てはこれはれっきとした誤診じゃないかと思っています。丸山 先生が誤診したがために対応が遅れたのではないかと......。 こちらを出るときはすでに呼吸の状態も危うい状態で口から 管を入れられていたんです。どうしてそうなってしまったの か全くわからない状態でした......。」「そうですか.....。」 山本は英雄の言葉に唸るように言った。
(次回につづく)
緊急手術や当直が重なって更新ができなくてすいませんでした。 大野病院の先生が逮捕されてから1年が経過しました。限られた 状況の中で最善をつくしていても結果が悪ければ刑事罰を問われる 可能性があることを日本中の医師に知らしめたこの事件から産科 は崩壊の危機に押しやられています.....。今回の題材の大淀病院 の一件は検察も薬を間違えたとか、明らかに間違えた治療を行った などの医療過誤はなく、診断も困難な患者さんであったことから 立件しませんでしたが、某新聞の捏造記事でバッシングされた医師 は産科を中止し奈良県南部の産科医療は崩壊してしまいました。
出産は正常の出産でも母子ともに危険にさらされる事態です。 高度成長期に入った昭和35年の新生児死亡率は17/1000、妊婦 死亡率は117.5/10万 100人に2人の新生児は死亡し、1000人に 一人の妊婦は出産で死亡していました。それを産婦人科医が必死 に努力して平成15年の新生児死亡率 1.7/1000、妊婦死亡率 6/10万と世界一低い死亡率を達成しています。それはひとえに 産婦人科医のそれこそ不眠不休の努力の賜物でした。ところが それに対して、一般の人々は出産は安全なもの、元気に子供は 生まれてきて当たり前、何かあれば医者のせいという風潮を 生み出していきました。出産は女性の命をかけた大仕事のはず なのに......。その果てが福島の事件のように病死でも医師の せいにされ起訴されるとなれば、現場の医師は馬鹿馬鹿しいと 考えるのが当然でしょう.....。そして現場からの医師の逃避が はじまりました.....。そして大都会でもお産難民が.....。 結局わりを食うのは現状を知らされない一般市民の人たち..。
マスコミはよく医師の報酬などのもとになる診療報酬の削減 などといいますが、診療報酬は、医療費であり、国民一人ひとり の医療費が削られているのだということを報道しません。 国がやっているのは姉歯建築士に某建築会社が恫喝して 鉄筋を抜かせたりさせているのと同じことなのだということが 一般の方にわかるように報道してほしいものです...。
福島で起訴されたK先生大変でしょうが、頑張ってくだ さい。日本中の医師が先生のことを心配して応援していること を忘れないでください......。
最後にこのブログも今日で開始して丸2年経過しました。 ここまで続けられたのもひとえに読者の方々のおかげです。 ひきつづきよろしくお願いいたします....。
【2007/02/20 22:45】
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