Hit数5000超えました。皆様に感謝の気持ちをこめて記念にフラッシュ作成してみました。 →
こちら
Hit数10000超えました。皆様に感謝の気持ちをこめて記念にフラッシュ作成してみました。 →こちら
開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。 →こちら

誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。

(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
医者板の過去ログ→こちら
ニュース速報+板の過去ログ→→こちら
この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
約束(27)
 それから数日後、外来の担当であった私が午後から
の手術時間を気にしながら外来を終わらせようとして
いる時だった。その日は思ったより外来が混んでいて
手術の時間にぎりぎりで間に合うかどうかの状態で
あった。次々と積み重なるカルテに焦りながら、今日は
昼食は無理だなと思いながらも外来患者さんをこなして
いた。それでもなんとか受付終了時間を越えてあと2,3
人の外来患者さんが残るだけとなりなんとか目途がついた
なと思っていたときであった。外来の看護師が声をかけて
きた。「nakano先生。今、Sさんの息子さんという人が
先生の話を聞きたいと外来にこられているんですけど..。」
「えっ。でも今は時間がとれないよ。まだ残っている患者
さんもいるし、それを済ませたらすぐ手術になってしま
うし..。」「ええ。でも結構感情的になっていて、nakano
を出せって今にも外来で騒ぎだしそうなんですよ……。」
「困ったな…..。とりあえず外来の患者さんが終わったら
少しお話できるけど今日はとてもゆっくり話をする時間
がとれないと伝えてくれないかな……。」「それで納得して
くれればいいんですけど…….。」看護師はしぶしぶ引き下
がった。診察中の患者さんに診察が中断されたことを詫び
て診察を続けているときだった。外来受付で怒鳴り声が
聞こえた。「ともかくnakanoを出せ。話を聞きたいんだ!」
 診察中の患者さんが言った。「先生も大変ですね…。私
はいいですからとりあえず行かれた方がいいのではないです
か?」遠くから聞いていても状況は尋常ではなさそうで
あったことから私は患者さんの言葉に甘えてすいませんと
言って外来受付に向かった。そこには非常な剣幕で看護師
に食ってかかるSの姿が認められた。外来で待っている患者
さん達はおびえたまなざしでSを見ていた。私を見つけた
Sは私を睨み付けると言った。「nakano、お袋のことについて
話がしたいんだ。」 私は言った。「今日は無理だ時間がとれ
ない。」Sは怒りの形相で突然私の襟首を左手でつかみか
かった。体格のいい腕っ節のあるSに私は上半身を引き上
げられる。「なんだと……。」右手の拳を振り上げ、いまに
も殴りかかりそうな形相でSは言った。

(次回につづく)
スポンサーサイト
【2005/09/24 21:48】 約束 | トラックバック(0) | コメント(2) |
<<約束(28) | ホーム | 約束(26)>>
コメント
大きな病院で、先生を出せ!と怒鳴っている人を見たことがあります。
色々な事情があるのでしょうが、待っている患者さんたちにはかなりの不安ですよね。
思わぬ展開に、手に汗が、、、
【2005/09/25 10:39】 URL | 月うさぎ #-[ 編集]
 月うさぎさんコメント有難うございました。

>大きな病院で、先生を出せ!と怒鳴っている人を見たことがあります。
色々な事情があるのでしょうが、待っている患者さんたちにはかなりの不安ですよね。

 色々な事情はあるにせよ公衆の面前でわめき散らすのは非常識であると私は思います。具合の悪い人も周りにいるわけで他の人も我慢して待っているのですから.....。訴えたいことがあってもやり方というものがあります。しかしながらこのような行動を取ってしまう人も皆無ではありません。私も理不尽につかみかかられた事が数回あります。飲み屋さんでも出入り禁止にできますが病院は患者さんを選べません。医師や看護師に暴力をふるったことのある患者さんでも断ることができないのがつらいところです。

 この登場人物Sも元々、気性が荒かったこともあり母親の病状を心配して我を忘れたということなのですが、あまり褒められた行動とは思えませんでした。(後で冷静にもどってくれるのですが....)

 月うさぎ さん重ねてコメント有難うございました。
 

【2005/09/25 20:41】 URL | nakano #-[ 編集]
コメントの投稿











管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://nakano2005.blog5.fc2.com/tb.php/164-3c5e2d9a
藪医者の独り言


ここに記載されたエピソードは著者の体験をもとに構成したフィクションです。 このページはリンクフリーです。気に入ったら適当にリンクを貼っていただいて結構です。


CALENDER
04 | 2017/05 | 06
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
掲示板(気軽に書き込みお願いします)
RECENT ENTRIES
  • 芝桜の咲く丘(23)(05/25)
  • 芝桜の咲く丘(22)(05/20)
  • 芝桜の咲く丘(21)(05/18)
  • 芝桜の咲く丘(20)(05/15)
  • 芝桜の咲く丘(19)(05/11)
  • RECENT COMMENTS
  • nakano(05/03)
  • (04/30)
  • nakano(04/13)
  • (04/13)
  • KITA(02/01)
  • nakano(05/31)
  • タマ(05/28)
  • RECENT TRACKBACKS
  • 健康、病気なし、医者いらず:医師の秘密漏示(05/03)
  • 健康食品の栄養事典:プロタミンとは(02/22)
  • 医薬品のマメ知識:フルオロウラシルのマメ知識(02/20)
  • 体が元気になるならない物質:プロタミン-体が元気になるならない物質(02/17)
  • オヤジの世界:雪中花(01/04)
  • ARCHIVES
  • 2009年05月 (10)
  • 2009年04月 (13)
  • 2008年11月 (1)
  • 2008年09月 (1)
  • 2008年08月 (1)
  • 2007年07月 (6)
  • 2007年06月 (14)
  • 2007年05月 (18)
  • 2007年04月 (20)
  • 2007年03月 (19)
  • 2007年02月 (17)
  • 2007年01月 (22)
  • 2006年12月 (18)
  • 2006年11月 (14)
  • 2006年10月 (16)
  • 2006年09月 (15)
  • 2006年08月 (16)
  • 2006年07月 (13)
  • 2006年06月 (18)
  • 2006年05月 (19)
  • 2006年04月 (19)
  • 2006年03月 (21)
  • 2006年02月 (19)
  • 2006年01月 (22)
  • 2005年12月 (22)
  • 2005年11月 (24)
  • 2005年10月 (23)
  • 2005年09月 (22)
  • 2005年08月 (17)
  • 2005年07月 (22)
  • 2005年06月 (22)
  • 2005年05月 (24)
  • 2005年04月 (25)
  • 2005年03月 (26)
  • 2005年02月 (9)
  • CATEGORY
  • 春風 (152)
  • 誤報 (135)
  • 管理人雑感 (11)
  • 帰れない老人達 (3)
  • 医者という仕事 (2)
  • 不条理な結末 (7)
  • ブランド病院を求めて (6)
  • 澄んだ青空 (5)
  • 3月の木漏れ日の中で (6)
  • 雨上がりの虹 (10)
  • 桜 (6)
  • 嘘 (14)
  • 花菖蒲 (25)
  • つかめない藁 (34)
  • 百合の花 (15)
  • 約束 (52)
  • 雪中花 (84)
  • 未分類 (1)
  • 芝桜の咲く丘 (20)
  • LINKS
  • ホームページ情報配信メールマガジン「INTERNET SEEK」
  • プログ リンク&人気ランキング
  • 人気blogランキング
  • SEARCH

    PROFILE
    nakano
  • Author:nakano
  • FC2ブログへようこそ!
  • RSS
  • 上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。