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(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
医者板の過去ログ→こちら
ニュース速報+板の過去ログ→→こちら
この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
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春風(10)
 夕食をすませ、彼女を休ませたあと、悟は実家に電話
をかけた。まもなく電話には母親の敏子が出た。「も
しもし、篠崎ですが……。」「ああ、母さん。悟だけど。」
「あら、悟ちゃん。どうしたの。」「実は、詩織の事なんだ
けど、どうやら赤ちゃん駄目みたいなんだ。」「…………。」
敏子は無言になった。「母さん。聞いてるかい。」「ええ、
聞いてるわよ。一体どういうこと?」「今日、詩織が産婦
人科に行って診察をうけてきたんだ。なんでも超音波で
みて赤ちゃんの心臓の動きが認められないってことで
稽留流産とかっていうらしい。来週にまた検査してやはり
だめなら死んだ胎児を取り出す手術が必要らしいんだ。」
「ふ~ん。そう。」「また、追って報告するけど…….。」
敏子は言った。「それは残念だったわね。全く、なんて
こと…..。だから詩織さんには仕事やめなさいっていって
たのに….。大事な体なんだからって….。」「母さん。
詩織に余計なこというなよ。本人だってショックなん
だから。」「ショックうけてもらわなくちゃ困ります。
大事な子供を流産して大きな顔されてもね。」「それは
言いすぎだろ。詩織だって気を遣ってやってたんだ。
大体、今そんなこと言ったって始まらないだろう。」
「はいはい。悟ちゃんは優しすぎるのよ。言うべきこと
は言っておかないと。詩織さんだって若くはないん
ですからね。」「そんなことはもっと落ち着いてから
話せばいいことだろ。ともかく詩織には余計なこと
いうなよ。お袋の意見は俺が聞いておくから。」「はい
はい。しょうがないわね。父さんにも伝えるから。」
「ああ、頼むよ。それじゃまた連絡するから。」そう
言って悟は受話器を置いた。

(次回につづく)
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【2006/03/08 23:42】 春風 | トラックバック(0) | コメント(3) |
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コメント
先生、今日のところを読んで「うわっ!来たっ!!」と思っている女性は多いと思いますよ。とりあえずは悟さんが理解を示して下さっているのでホッとしています。今後どうなっていくのでしょう…。静観してみます(危機感持ちつつ…)。
【2006/03/09 00:12】 URL | punipunipyonpyon #-[ 編集]
ちょっとびっくりしてしまいました。結婚をして独立している息子に”ちゃん”ずけですか?
変わったお姑さんですね。

それから「だから詩織さんには仕事やめなさいっていってたのに….。」も、仕事のせいで流産したかのような言い方ですが、(流産の)原因は誰にもわからないのではないでしょうか?
ほとんど独断で、エビデンスの無い(またはとても低い)ことを安易に患者さんに言えば、事態は悪化するだけではないかと思いました。

周りから何も言われなくても、詩織さんは”何が”いけなかったのかを自問し、ご自身を責めておられるでしょうから...
【2006/03/09 00:23】 URL | ふじくろ #-[ 編集]
punipunipyonpyonさん、ふじくろさんコメント有難うございました。

 彼女の悲しみとつらい状況と、周りの人々の反応や考えに微妙に温度差が生じてきている状況ですね。必ずしも彼女にすべての周りの人が同情するわけではない状況をあえて想定してみました。嫁のことをあまりよく思っていない、多分、今後ヒール役になってくるであろう姑を設定しています。多分このお姑さんに関してはもう少し言葉を選んだらという発言の場面も考えています。(また厳しいコメントいただきそうですが.....。)この夫婦は今後もつらい状況を乗り越えていかなくてはならないのですが、今後の話の展開にご期待ください。

 お二人ともいつもコメント有難うございます。引き続きよろしくお願いいたします。
【2006/03/09 23:35】 URL | nakano #-[ 編集]
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