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春風(35)
  病院の会計をすますと2人は病院を出た。悟は詩織に
いった。「ともかくよかったな。赤ちゃんも元気だという
し。」詩織は悟の顔を見て言った。「有難う。まずはほっと
したわ。でもこれからね。前みたいなことがあっては困る
し……。」悟は言った。「今度は大丈夫さ。まあ体を大切に
してもらって無事に出産までこぎつけてもらわないといけ
ないな。」詩織は言った。「もちろんよ。またあんなことに
なったら私耐えられないわ…….。」「まあそんなこと考える
なって。ともかく今日はお疲れだったな。」「あなたもね。
折角の休日だったのに結構待たされて大変だったでしょう。」
「なに、大したことじゃないさ。おまえだってつわり結構あ
ってつらいんじゃないのか?」「正直そうね。なんだか胃が
押し上げられるみたいでつねになにかむかむかしている
感じね……。」「まあ、今日は早く家に帰ってゆっくり休んで
くれよ。」「有難う。今日はお言葉に甘えてそうさせてもら
うわ…….。それでご実家への報告はどうするの?」「今日
僕が電話夜にしておくよ。親父もお袋も喜ぶとおもうよ。
お袋もあんなこと言うけど結構心配してくれていたしな。」
「そうね。そう思うわ……..。」と詩織は答えた。

 自宅につくと詩織は荷物をおいて悟にお茶を入れた。悟は
詩織に言った。「今晩、うちの実家には連絡いれておくから。
藤川の家にはどうする。僕から連絡をいれてもいいけど…。
お前が直接連絡したほうがお母さん喜ぶんじゃないのか?」
詩織は椅子に座りながら言った。「そうね。前回の事でも
かなり心配していたし…..。私からまた後で連絡いれてみる
わ……。」「そうだな。きっとお母さんも色々話したいと
おもってるに違いないからな……。」悟はお茶を飲みながら
つぶやくように言った。

(次回につづく)
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