Hit数5000超えました。皆様に感謝の気持ちをこめて記念にフラッシュ作成してみました。 →
こちら
Hit数10000超えました。皆様に感謝の気持ちをこめて記念にフラッシュ作成してみました。 →こちら
開設2年目になりました。これを機会に今の産科の危機に関してのフラッシュ作成しました。 →こちら

誤報(1)のエントリーは11月26日付けです。最初から読む方はカレンダーで11月までたどって26日をクリックすると誤報(1),(2)のエントリーに入れます。あとは順々に日にちをクリックしていってください。

(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
医者板の過去ログ→こちら
ニュース速報+板の過去ログ→→こちら
この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
誤報(46)
 原田は三橋が医事課から借りてきた里美の入院カルテをめ
くっていた。0時半に意識消失してからの経過について原田
は眼を通していた。内科の竹内先生もみているのか.......。
 1時半すぎのところで痙攣。この時点で子癇発作と判断して
マグネゾールを使用.....。原田が助産師の広川の看護記録と
丸山の医師記録をみていたところに院長室のドアをノック
する音が聞こえた。「すいません、危機管理室の山本ですが。」
「どうぞ。」原田がそういうと山本がドアをあけて部屋に入っ
てきた。「まあ座ってもらっていいかな。」「はい。」山本は
原田にすすめられソファーに座った。「実は、山本さん。この
患者さんなんだけど。」「はい。」「8月に出産のために当院の
産婦人科に入院されていた方で、分娩中に意識消失して、子癇
発作の診断で治療をしながら転送をした患者さんらしいんだ。
 転送先で亡くなったということらしい。それで今、大村さん
からそのことで説明して欲しいと連絡があってね。実はこの患
者さんの大叔母にあたるのが大村さんらしいんだ。」
「大村さんですか?前の総婦長さんですよね。」「ああ、直接
私のところに電話をかけてきた。状況もわからないと対応の
しようもないからね。また話し合いの設定をするようにする
旨伝えたんだけどね。いずれにしてもご家族が説明をして欲しい
ということなんだ。こちらも産婦人科の丸山先生には直接事情を
聞いてみるつもりなんだが、山本くん。一回このご家族の人と話
をしてもらってくれないかな。いずれは丸山先生や広川さんを
含めて話し合いをしなくてはならないと思うんだが、まずどう
いった点に不満をもっているのかそこらへんを確認しておいて
もらいたいんだ。またご家族の訴えの窓口になってもらえればと
思っているんだけど。」山本は原田の話を聞いていった。「わか
りました。ともかくご家族に一回連絡してお話を聞いてみます
ので...。」「ああ、なるべく早くたのむよ。」「わかりました。」
 山本はそういうとカルテから家族の連絡先の電話番号を確認
して手帳に記載した。

 丸山はうずたかく積み上がったカルテの山を横におきながら
外来診療を行っていた。そこに院内PHSの呼び出し音が鳴った。
 診察中の患者に丸山は「ちょっとすみません。」といって診察
を中断した。PHSの画面をみると院長からだった。何かあった
のかな?丸山はそういぶかりながらPHSの受信ボタンを押し電
話に出た。「もしもし、丸山ですが...。」「もしもし、原田です。
すいません先生忙しいところ、今いいですか?」「ええ、何か
ありましたか?」「実は先生、ちょっとお話させていただきた
いことがあって....。今日時間とれますかね?」丸山は少し
嫌な雰囲気を感じた。「ええ、午後に1件予定のカイザーがあり
ますのでその後なら時間はとれると思いますが...。」「わかり
ました。今日の午後5時半位に時間をとってもらえますかね?」
「わかりました。そのころにまたお電話させていただいた方が
いいですかね?」「いや、こちらからまたかけさせてもらいます
のでいいですよ、忙しいところ申し訳なかったね。」「いいえ、
わかりました。」丸山はそういうとPHSの通話を切った。

(次回につづく)
スポンサーサイト
【2007/02/03 22:26】 誤報 | トラックバック(0) | コメント(0) |
<<誤報(47) | ホーム | 誤報(45)>>
コメント
コメントの投稿











管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://nakano2005.blog5.fc2.com/tb.php/473-7e10c08a
藪医者の独り言


ここに記載されたエピソードは著者の体験をもとに構成したフィクションです。 このページはリンクフリーです。気に入ったら適当にリンクを貼っていただいて結構です。


CALENDER
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
掲示板(気軽に書き込みお願いします)
RECENT ENTRIES
  • 芝桜の咲く丘(23)(05/25)
  • 芝桜の咲く丘(22)(05/20)
  • 芝桜の咲く丘(21)(05/18)
  • 芝桜の咲く丘(20)(05/15)
  • 芝桜の咲く丘(19)(05/11)
  • RECENT COMMENTS
  • nakano(05/03)
  • (04/30)
  • nakano(04/13)
  • (04/13)
  • KITA(02/01)
  • nakano(05/31)
  • タマ(05/28)
  • RECENT TRACKBACKS
  • 健康、病気なし、医者いらず:医師の秘密漏示(05/03)
  • 健康食品の栄養事典:プロタミンとは(02/22)
  • 医薬品のマメ知識:フルオロウラシルのマメ知識(02/20)
  • 体が元気になるならない物質:プロタミン-体が元気になるならない物質(02/17)
  • オヤジの世界:雪中花(01/04)
  • ARCHIVES
  • 2009年05月 (10)
  • 2009年04月 (13)
  • 2008年11月 (1)
  • 2008年09月 (1)
  • 2008年08月 (1)
  • 2007年07月 (6)
  • 2007年06月 (14)
  • 2007年05月 (18)
  • 2007年04月 (20)
  • 2007年03月 (19)
  • 2007年02月 (17)
  • 2007年01月 (22)
  • 2006年12月 (18)
  • 2006年11月 (14)
  • 2006年10月 (16)
  • 2006年09月 (15)
  • 2006年08月 (16)
  • 2006年07月 (13)
  • 2006年06月 (18)
  • 2006年05月 (19)
  • 2006年04月 (19)
  • 2006年03月 (21)
  • 2006年02月 (19)
  • 2006年01月 (22)
  • 2005年12月 (22)
  • 2005年11月 (24)
  • 2005年10月 (23)
  • 2005年09月 (22)
  • 2005年08月 (17)
  • 2005年07月 (22)
  • 2005年06月 (22)
  • 2005年05月 (24)
  • 2005年04月 (25)
  • 2005年03月 (26)
  • 2005年02月 (9)
  • CATEGORY
  • 春風 (152)
  • 誤報 (135)
  • 管理人雑感 (11)
  • 帰れない老人達 (3)
  • 医者という仕事 (2)
  • 不条理な結末 (7)
  • ブランド病院を求めて (6)
  • 澄んだ青空 (5)
  • 3月の木漏れ日の中で (6)
  • 雨上がりの虹 (10)
  • 桜 (6)
  • 嘘 (14)
  • 花菖蒲 (25)
  • つかめない藁 (34)
  • 百合の花 (15)
  • 約束 (52)
  • 雪中花 (84)
  • 未分類 (1)
  • 芝桜の咲く丘 (20)
  • LINKS
  • ホームページ情報配信メールマガジン「INTERNET SEEK」
  • プログ リンク&人気ランキング
  • 人気blogランキング
  • SEARCH

    PROFILE
    nakano
  • Author:nakano
  • FC2ブログへようこそ!
  • RSS
  • 上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。