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(モデルにさせていただいた誤報事件に関しての2chの過去ログ保存していたものアップしました
医者板の過去ログ→こちら
ニュース速報+板の過去ログ→→こちら
この事件の理解の参考となれば幸いです。当時の記事などが引用されている部位もありますのでm3掲示板も閉鎖された今、資料として貴重なものとして保存してあります。)
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誤報(101)
毎朝新聞としては川淀病院の件に関しては医師たちの抗議
など無視していてもなにも問題はないと考えていた。しかし
ながら今回に関しては事件の発表から1週間経っても全く抗議
が収まる気配がないこと、またm2.comからさまざまなブログや
オープンの掲示板にカルテの内容が転載されたことから、内科
医が意識消失時にCTを産科医に勧めたことでないことが明確と
なり、多くの専門家達が分娩最中の高血圧を伴う痙攣発作では
まず子癇発作を疑う。子癇発作では動かすのは危険で川淀病院
の施設ではCTをとるより高次医療機関に一刻ま早く転送するこ
とが肝心であり担当医と内科医の判断に過ちはない。川淀病院
でCTをとって脳出血とわかったとしても転送先はもっと見つか
りにくくなったにちがいなく、結果的には川淀病院で子癇発作
で通したので19件目で病院がみつかったのであって脳出血とわ
かればもっと転送先を探すのは困難で川淀病院でそのまま母子
ともに死んでしまっていたかもしれない。という意見が主流と
なってきていた。毎朝新聞社もカルテのコピーを持っており
医師たちの意見が正しいことがわかってきていた。N県支局で
もカルテ内容が出てきてしまっては自分達が脚色していた部分
に関しては言い訳ができない状況であることはメンバーのすべて
が認識していた。「どうしますか、支局長。いままで最初の
記事で押し切るつもりで記事を載せてきましたけど、どうも
我々の事実の誤認は否定できそうもないですよ。ネット上では
医師たちがカルテのコピーの内容を克明に解説していますし
言い訳の仕様がなくなってきています。」狭山が言った。「ああ
確かにすこしまずい状態になってきているのは事実ではあるな。」
井出もそれはみとめざろう得ない状態であることは認識していた。
「医師たちは我々の記事が医師への個人攻撃であることを問題
としているようだが、そうではないということを姿勢として示せ
ばいいだろう。医師個人の問題ではなく、転送先が見つからなか
った医療システムのせいだとね。医師たちにしたってシステムの
問題だということにすればその改善に一石を投じたということで
少しは納得してくれるのではないだろうか?」「それはどうで
しょう?かえって火に油と注ぐことになりませんか?この場合
はもうこの件は触れないことにしてほとぼりを冷ましたほうが
いいのではないでしょうか?」狭山の言葉に島田が言った。「いず
れにしても、青山には支局長の方針で記事を書かせましょう。
その反応をみてからでもいいのではないですか?」「ああ、島田
君そうしてくれ、この件に関しては本社からも注目されているん
だ失敗するわけにはいかないんでね.....。」井出は呟くように
言った。そして10月26日に青山のコラムが毎朝新聞に載った。

記者の目:「次の里美さん」出さぬように=青山絵美(N支局)
◇「人と予算」伴った対策を--医師だけを問責するな
 N県川淀町立川淀病院で今年8月8日、分娩(ぶんべん)
中に意識不明になった高橋里美さん(34)が、 19病院
から搬送を断られた後、O府S市の国立国際循環器病センター
で男児を出産し、8日後に亡くなった。 私は取材を通じ、
出産前後の医療システムについて考えさせられた。「財政難」
を理由にその整備を怠ってきたN県と、 深刻な医師不足で激務
を強いられている医療現場双方が、「次の里美さん」を出さな
いよう、今こそ「人と予算」の伴った対策をとるべきだと言い
たい。 取材は8月中旬、高橋さん一家の所在も分からない中
で始まった。産科担当医は取材拒否。容体の変化などを川淀
病院事務局長に尋ねても、「医師から聞いていない。確認で
きない」。満床を理由に受け入れを断った 県立医科大学付属
病院(同県新橿原市)も個人情報を盾に「一切答えられない」
の一点張りだった。
 搬送先探しが難航した背景は根深い。取材を進めると、緊急
かつ危険な妊婦を処置できる「総合周産期母子医療センター」
は 8県(秋田、山形、岐阜、N、佐賀、宮崎、長崎、鹿児島)
で未整備だった。危険な母体をO府などに送るN県の県外依存は、
ここ数年3~4人に1人の割合で推移する。県医務課の釈明は、
「看護師不足や財政難がある」。ただ、 新生児集中治療室
(NICU)が40床あることを挙げ「この病床数は大都市を
除いて多い」と、整備を急ぐ構えは感じられなかった。
 「だったら、なぜ妊婦は県外に送られたのか」「遺族はこの
現実をどう思うか」。里美さんの遺族にたどり着けたのは10
月だった。 義父の英雄さん(52)は当初、「里美ちゃんの死
を汚す結果にはしたくない」と、取材への不安を口にした。
 「県内の実態を改善させるよう継続的に取材する」と伝えると
、英雄さんの話は5時間以上に及んだ。里美さんは頭痛を訴えた
直後に意識不明に陥った。家族は脳の異状を疑い「CT(コン
ピューター断層撮影)を」と 主治医にすがったが、分娩中にけ
いれんを起こす子癇(しかん)の判断は変わらず、搬送先探しが
優先された。 結局、死因は脳内出血。「担当の先生は、息子
(里美さんの夫)も取り上げてくれた。『親子でお世話になれ
るな』と喜んでいた。 病院の説明があったとき、事務局長に
『誰のために働いてる』と聞いたら『町、病院のため』と答え
たよ」。 英雄さんの言葉には、信頼する医師の下で起きた事
態へのやりきれなさがあふれていた。
 その取材から3日後、里美さんの実父母、夫の大輔さん
(24)にも話を聞いた。「脳内出血の処置を受けているのに、
母乳がたまっているのか胸が張ってね……」。意識のない中、
里美さんは母であろうとしたのだ。その後、遺影の里美さんと、
生後2カ月で愛くるしい笑顔の長男健太(けんた)ちゃんに
対面した。一家は考えた末、取材が殺到するのを「覚悟して
ます」と、 実名と写真の掲載に同意した。
 報道以降、多数のファクスやメールが届いている。「医師の
能力不足が事態を招いた印象を与え、一方的だ。 医療現場の
荒廃を助長する」という医師の声も少なくない。だが、記事
化が必要だと思った一番の理由は、 医師個人を問題にするの
ではなく、緊急かつ高度な治療が可能な病院に搬送するシス
テムが機能しない現状を、 行政も医師も、そして私たちも直
視すべきだと思ったからだ。居住地域によって、助かる命と
失われる命があってはならない。NICUに9床を持つ県立
N病院(N市)では、緊急処置の必要な妊婦受け入れに対応で
きるよう、 正常分娩の妊婦を開業医に移す自助努力を重ねて
きた。また、今回の問題を受け、県医師会の産婦人科医会も
母体を産科以外で受け入れるなどの対策を打ち出した。医師
の研修制度改正や産科医不足から、県内でも 過去2年間で
3病院が分娩を取りやめるなど影響は深刻だが、可能な限り、
知恵を絞らねばならないと思う。
 一方、県は医師会の対策をなぞるように、県内の民間2病院
へ搬送受け入れを要請。だが、 これは本来のセンター整備の
遅れを補うに過ぎない。現時点で県は、人員確保を含めた体制
作りを09年度中としているが、前倒しすることも検討すべ
きだろう。 初めて川淀病院に行った時、私は待合室で2カ月
先まで分娩の予約が埋まっているとの張り紙を見た。
「地域の妊婦がこの病院と医師を信じ、通っている」。英雄
さんは「やがては里美ちゃんの死に意味があったと思いたい」
と訴えた。 失われた里美さんの命を見つめ、医療従事者、行
政は同じ過ちを繰り返してはならない。


(次回につづく)

 ここで内科医がCTを主張→家族がCTをとってくれとすがった。
 6時間放置と主治医を個人攻撃しているように思われる
   →そうではないシステムの問題と考えている。
 と前の記事から議論をスライドさせようとしているという
設定です。彼らはカルテのコピーの実物を持っていますから
逆に自分達の過ちを確認できているわけですが.....。
 一般的な病死→あくまでも医療関係者達の過ちである。と
いう主張は変えるつもりはない状況ですね......。

 私は外科医なんですが、どうも日本産科医会が助産所の
嘱託医の契約促進をしているようですが......。

医会からのお知らせ
http://www.jaog.or.jp/News/index.htm

助産所との嘱託医契約・合意についてのお願い
http://www.jaog.or.jp/News/2007/01May2007.pdf

 本年3月30日、厚生ろ同省医政局長より『分娩における医師、助産師、看護師等の役割分担と
連帯等について』という通知(医政発第 0330061 号)が発出されました。
 この医政局長通知には、医師、助産師、看護師等が適切な役割分担と連携のもとで、出産の
援助に当たるべきであるとの基本的な考え方が示されただけでなく、『本年4月より、助産所の
嘱託医師については、産科又は産婦人科医師とすること』という条文が明記されました。
 このことは、危機に瀕した周産期医療を担う、病院、診療所、助産所の、医師、助産師、
看護師等は、今後この局長通知に準じて、お互いに、連携し、協力し、助け合うことによって、
安心して、出産に当たることが出来るという通知であります。
 そこで、日本産婦人科医会は、病院や診療所の医師、看護師等はもとより、助産所の助産師も、
安心して分娩を担当することができるように、局長通知の遵守とともに、別紙のように、
『嘱託医契約書・合意書モデル案』を作成しましたので、会員は、助産所の嘱託医として、
助産所の支援につき、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

嘱託医契約書・合意書モデル案
http://www.jaog.or.jp/JAPANESE/jigyo/TAISAKU/keiyaku/model.doc

 ただでさえ、助産所でどうしようもなくなって搬送されて何か
あったら病院のせいにされている現状で日本産科医会は厚生労働省
に会員を売るおつもりでしょうか?学会も所詮政府の犬状態なの
でしょうか?そういえばちょっと前にも日本消化器外科学会の
積立金で国債を買うとかいう話もありましたが.....。学会も所詮
医師コントロールの片棒をかつぐ存在でしかないんでしょうか...。

 今の医師たちの苦境は自分達の後輩たちを守ることなど考える
つもりもない医学会の首脳陣にも責任があるのではないかと最近
思うようになってきました。私の誤解でないといいのですが....。
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【2007/05/04 23:39】 誤報 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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藪医者の独り言


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